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脊柱菅狭窄症

脊柱菅狭窄症とは


脊柱菅狭窄症の定義として、腰椎部において、主として加齢に伴う退行性変化による椎間板や黄色靭帯、椎間関節といった神経組織周囲の変性やそれに伴う肥厚により、神経根や馬尾が慢性的な機械的圧迫を受けている状態であるとされています。






症状


腰部脊柱管狭窄患者の多くは、腰痛、下肢の痛み(坐骨神経痛)やしびれ、知覚障害、 筋力低下、歩行障害などを訴え、時に歩行時に症状が増悪し休息(蹲踞の姿勢)により軽快するいわゆる間欠跛行が特徴的な症状です。脊柱菅狭窄症は、腰椎の退行性変化が基盤にあるため、その多くは腰痛に引き続き下肢症状を呈し、腰痛を全く訴えないケースも少なくありません。

下肢症状としては、一般的に片側の臀部から下肢の痛みを呈する神経根型、両臀部から 下肢の痺れ、脱力感や会陰部の異常感覚を呈する馬尾型、その両者の混合型に分類されます。

 





オステオパシーやカイロの施術が出来るもの、出来ないもの


尿閉や排尿障害、排便障害など馬尾兆候が出ている場合、緊急で病院へ行ってください。そうでない、両下肢のしびれや間欠跛行などは、当院で施術しても問題ありません。

 


オステオパシー/カイロプラクティックでの施術


当院で、脊柱菅狭窄症に対してオステオパシーで改善した4症例に対しての症例報告のレポートを作成しました。この患者さんたちに共通する症状は、間欠跛行があり、数メートルから10メートル位までしか連続してして歩けず、途中でしゃがんだり休憩を入れないと歩けない状態です。

施術の結果、1年から4年の間に、間欠跛行がなくなりほぼ問題なく日常生活を過ごせるようになりました。ただし、完璧に腰痛がなくなるわけではないですが、日常生活を害するような強い痛みでは出ていません。やはり、腰椎が退行性変化を起こしているので、この部分に関しては骨格的に改善を求めるのに限界があると思われます。しかし、旅行に行ったり、出張に行けたりと行動範囲は格段に上がっております

この患者さんたちに共通する点は、過去に、手術や外傷があり、骨格が歪んでいたり、内臓などに癒着があるという点でした。その部分を中心に施術を行いました。過去の外傷や手術は、癒着や歪みという状態で体に残り続けます。そのことで、2次的に背骨に負担がかかり退行性変化がおこり脊柱菅狭窄症が生じたのではないかと推測されます。

このような過去の外傷や手術が原因となっている脊柱菅狭窄症は、オステオパシー施術によって回復するケースは多いと臨床的に経験しております。


手術を受ける前に、オステオパシーなどの保存療法を試されてください


手術は、背骨を削り脊髄のスペースを開けるものです。どうしても背骨を削るものですから、術後何年か立つと背骨の強さが減っているために腰痛を訴えるケースが多いです。手術をしない保存療法を試されてから、それでも駄目なら最終手段として手術をするという、新しい選択肢を皆さんにご提供していければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 



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