症状
・片頭痛の特徴として、片側に出現するか、両側に出現しても強さに左右差があり拍動性の痛みである。
・数日ないし、数週間の間において発作的に出現するが、長くても2〜3日で頭痛は一旦治まる。
・発作時に、悪心、吐き気、光/音過敏が随伴する
・寝すぎ、炎天下、飲酒、運動などで誘発
・偏頭痛は、遅くとも30歳くらいに発症
具体的にどのようなもの?
偏頭痛が起こる原因は、未だにはっきりしておりません。しかし、いくつか仮設があり、一番信じられているものが、三叉神経血管説という仮設です。三叉神経とは、顔面の感覚を支配している神経です。この仮設は、何らかの刺激がこれらの血管に分布している三叉神経を刺激し、三叉神経終末から痛みの物質が放出されます。その結果、血管の拡張と炎症が起こり頭痛が出現するという仮説です。
オステオパシー/カイロでの施術
偏頭痛は、血管の過剰な収縮や拡張により起こってきます。この血管の運動には、自律神経が関与します。頭蓋骨の歪みや頚椎の歪みを矯正することで、自律神経の働きを正常化していき、頭痛の軽減を図ります。また、根本的に呼吸が悪いと、脳への酸素供給が若干減っていきます。そのことが原因となり、頭痛が起こっているケースも多いので、呼吸の改善も手技療法で行っていきます。この療法では、時間をゆっくりかければ、長年頭痛で苦しんでいる人が、頭痛から解放されていかれています。