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産後の尿もれ

1〜2ヶ月経っても治らない「尿もれ」


 尿もれは、通常産後1〜2ヶ月様子を見れば自然と良くなっていくケースが多いです。しかし、2ヶ月経っても治らない。1年経っても、以前よりは少し良くなってるがまだ治らない、という方も多いです。その場合、いくら骨盤底筋をトレーニングしても功を奏さず、どうしていいか分からなくなり、スポーツを避けたり、長距離の運転が怖くなったりと社会生活に支障をきたしてしまいます。

 オステオパシーは、このような症状に困られている方にとって非常に有効な手段です。当院の経験でも産後の尿もれは、何年経っていようが、きちんと治療すればかなりの高い確率で良くなっていく患者さんを見てきました。

 

オステオパシーから見た「尿もれ」の原因


2つの問題
物理的に膀胱が伸びなくなってしまった
膀胱への神経の働きが悪くなり、括約筋がうまく機能していない

 

問題が起こる原因
出産による骨盤底筋の裂傷による筋肉の線維化または、会陰切開による、骨盤底筋の線維化
→物理的に膀胱が線維化した骨盤底筋に引っ張られ緊張

背骨(T11-12)からの自律神経の影響
→膀胱への神経的な問題

骨盤内臓神経が骨盤帯や子宮仙骨靭帯の問題により影響を受けている
→膀胱への神経的な問題

恥骨の開いたまま閉じず、膀胱に影響
→膀胱への物理的な問題

子宮のポジショニングによる、膀胱に影響
→膀胱への物理的な問題

→上図は子宮前屈により、膀胱が上から圧迫されている様子を示している

骨盤の歪みにより子宮や膀胱などに緊張
→膀胱への物理的な問題
→上図は、膀胱、子宮、直腸が靭帯で連結し、仙骨や骨盤に付着している様子を示しており、骨盤が歪むことで間接的に内蔵まで歪むことが想像できる。

 これらの問題は、多くが妊娠から出産の間で生じます。妊娠中、背骨のカーブが強くなること。出産時、骨盤底筋群が赤ちゃんの頭を通すときに裂傷を追うこと。産後の骨盤の歪み。内臓のポジションの変化、など女性の体は出産を経て大きなダメージを負います。その結果の一つの症状として、尿もれが起こるのです。

 オステオパシーでは、これらの問題を脊柱や骨盤の矯正以外にも、内蔵や神経に対しアプローチできる特殊な手技技法があります。これらの問題を解決していき、尿もれを改善させていきます。

 

最後に


産婦人科での骨盤底筋のエクササイズなど指導をを受けても、尿もれが改善できない方は、産後での体の歪みが残っているために、膀胱が膨らみにくい、または緊張している状態が疑われます。
これら歪みを矯正し、膀胱を元の状態に戻すことで尿もれが解消する例をたくさん見ています。お困りの方は、是非ともご雑談ください。

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