頚椎原性頭痛
症状
主に後頭部に痛みを訴え、前頭部や側頭部、頭頂部まで痛みが及ぶ場合がある。また、耳や目の奥の重だるさも症状の一つとなる。
具体的にどのようなもの?
頚椎原性頭痛は、頚椎の機能障害に起因するも のです。頚椎の機能障害とは、関節の動きが減少したり、または、動きすぎたりすることによって、神経の働きに影響を及ぼしている状態のことをいいます。よ くこの機能障害は、上部頚椎に起こります。上部頚椎のレベルには、三叉神経脊髄路核という顔面へ知覚神経を送っている神経の中継地点があります。この中継 地点に関節からの異常刺激が加わり後頭部のみならず顔のほうにも痛みを出すのです。
この機能障害が起こる因子としては、
1.長期間のデスクワーク
2.歯科医やオペレーターのような頭を倒す姿勢が長時間続く職業
3.腕を頭上に上げるような職業(大工・ヘアドレッサー等)
カイロプラクティック治療
頚椎原性頭痛は、手技療法でよく効果が上がるため臨床家には非常によく知られています。カイロプラクティックの治療法は、関節の機能障害を取り除くには非常に有効な手段ですので、この症状はカイロプラクティックの得意分野になります。
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