院長コラムNo6

2011-12-07

忘れてませんか?自然治癒力!

 人間や動物には、生まれながら病気やけがを治す「自然治癒能力」備わっています。この自然治癒能力は、現代文明において忘れられがちになっています。では、自然治癒能力とは具体的にどのようなものを言うのでしょう?


●風邪をひいた時の熱も自然治癒力のひとつ
  風邪をひいたとき熱が出て、身体がだるく、セキ、鼻水、タンなど色々な症状が出て厄介な思いをしたことは、誰にでも経験があると思います。しかし、これらの症状も身体が自然治癒力を起こしている結果です。ウイルスは、高温に弱いため体にウイルスが侵入してきたら、体は熱を産生する。さらに免疫システムは、高温でよく働くため熱を出すのです。この体への侵入者に対抗するためのシステムも自然治癒力の一つです。薬には、ウイルスを殺す能力はないが、免疫機構には殺傷能力があるのです。しかし現代人は、その自然治癒を無視し、解熱剤を使いすぎます。38℃以上の高熱が2日以上続く時や、吐気や嘔吐を繰り返すような症状であれば、薬を使うべきだと思いますが、38℃以下の熱の場合薬は必要なく身体の自然治癒力を引き出しやすい状況を作るべきです。例えば、熱が逃げないように体を温めるとか、食事(消化のよいもの)やサプリメントで免疫システム(自然治癒)をサポートしてあげるなど。いかに自然治癒力を引き出してあげるかが重要だと思いませんか?


●自然治癒力は、痛みを伴う
自然治癒力が働くとき体に変調が生じます。例えば、足首を捻挫したとき足が腫れてしまいます。あの腫れは、靭帯など伸びてしまった組織を修復するために現れるのです。その修復作業である炎症は強い痛みを出します。しかし、その痛みのおかげで足首を安静にしようと行動を無意識に控えることが出来ます。その痛みも、時間の経過と組織の修復と伴に自然になくなってきます。
このように治ろうとするとき、山(痛み)を越えないといけないときもあるのが自然治癒力です。

●カイロと自然治癒力
 代替医療では、この自然治癒力を重視し治療にあたっています。カイロでは、自然治癒は神経系の働きによっておこると考えています。神経系は、身体全ての組織を支配しており組織のバランスをとっています。北極の極寒の環境でも、赤道直下の暑い環境でも生きていけるのは、その環境に合わせて神経系が身体の働きを調節してるからです。。カイロプラクティックでは、この神経系の働きを阻害するもののひとつに、関節の機能障害(動きの悪さやズレ・引っかかり)を上げており、ここに注目しています。この関節の機能障害が神経系の働きを邪魔し、自然治癒力を妨げると考えています。ここが、カイロプラクティックが他の治療法と違うユニークなところなのです。

風邪をひいたらすぐ薬を飲む。痛みがあるとすぐに鎮痛剤を飲むではなく、その前に、もっと自然治癒力を引き出す方法を利用してみたらいかがでしょうか?




自然治癒を促す食事法  「脂肪」について

脂肪は、主に2種類からなる。「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」だ。体に有害だと言われているのが飽和脂肪酸。こいつは、悪玉コレステロール(LDL)のもとだ。LDLは、動脈壁を損傷させ冠状動脈疾患などや脳梗塞など即死につながる疾患の原因のひとつ。日々の食事で「飽和脂肪酸」を避けたいところだが、いったい具体的にはどのようなものだろう。

■飽和脂肪酸
 この脂肪は、室温で固まり飽和脂肪酸の比率が高ければ高いほど溶け出す温度が高くなる。具体的には、牛肉油・とり皮・熱帯産油・マーガリン・バター・ショートニングなど。逆に、室温や低温でも固まらない油を「不飽和脂肪酸」という。

■では、いったいどのような油を使えば良いのだろうか?
油の中でも、最もよいといわれているのが、不飽和脂肪酸のオリーブ油。オリーブ油は、油の中でも害が少なくリーズナブルにそろえることが出来る。また、オリーブは、農薬を使わなくても育ちやすいので、汚染を気にする心配もないのでオリーブ油をオススメします。また、寒い地域で取れる魚(サケ・にしん・いわし・さば)には、「オメガ3」と言った脂肪酸が含まれている。オメガ3は、炎症を抑える作用や、組織の癌性、消耗性を抑える作用があると言われています。

特に体調が優れない方は、食事にも目を向けてみてください。牛肉など獣肉を減らし、魚に変更したり、オリーブ油を多用することにより自然治癒力が働きやすくなりますよ。


Copyright© 2010 ポート・カイロプラクティックセンター All Rights Reserved.