院長コラムNo1

2011-12-07
はじめに
カイロプラクティックは、1895年に創設され現在ではWHO(世界保健機関)に代替医療と認められアメリカを中心に世界70カ国以上で行われるほどのものに発展しました。しかし、日本では、法制化の動きはなく医療知識がない自称カイロプラクターが横行しているのが現状です。ポートカイロプラクティックでは、カイロプラクティックとは何なんだろう?カイロプラクティックで何が良くなるの?
など、みなさんに分かりやすく知ってもらうためこのようなニュースレターを配信することになりました。また、カイロプラクティック以外の健康に関わる情報も積極的に載せていく予定です。少しでもみなさまの健康にお役に立てれば幸いです。


このような方がカイロで良くなっています   ~緊張性頭痛~
緊張性頭痛とは

緊張性頭痛とは、両側頭部から頚部にかけて起こり、時に側頭部、前頭部にも起こる。痛みは鈍いうずきか多くは圧迫感、過度の筋の突っ張り感。通常、後頭部での筋肉の持続的収縮を伴う。発症は、徐々に起こり、頭痛の持続期間は、数週間から数ヶ月におよぶ。ほとんどの例で精神的、肉体的ストレスなどの心理的背景があるといわれている頭痛である。

問診
40代半ばの女性。肩こりに伴う頭痛を訴えて来院してきました。この症状は、18歳からあり、当時は受験勉強が忙しく机にかじりついていたそうです。両肩と首に強い凝り感があり、頭痛は肩こりが上に上がってくるにつれつらくなり後頭部が締め付けられるようなドクドクする痛みが出てきます。また、両耳の後ろにも頭痛が出てくる。一日の終わりやデスクワークをしているときにこの頭痛は増悪します。時々、頭痛がひどくて眠れなかったり頭痛で目が覚めたりすることもあります。症状の軽減要素は、風呂に入っているとき、針治療を受けた後、頭痛薬を飲んだ後です。

検査
検査の結果、この女性は、大学受験のために慢性的に頚部の後ろの筋肉を持続的に使いすぎ筋肉に微小外傷が起き、また、耳の後ろのほうに鈍い痺れを出す上部僧帽筋の筋膜痛症候群を作っていました。慢性的にその状態をほって置いたので姿勢が、頭が肩よりも前方に変位した状態になってその姿勢がまた、頚部への負担を増強するという悪循環が考えられました。そして、長期間筋肉が緊張していたため筋の付着している関節が(頚椎2番・3番と胸椎4番)動きの制限を受けていました。この関節の動きの悪さは、筋肉をより緊張させたり、頭を元の位置に戻しづらくさせます。また、ここから出ている神経の機能を傷害し頭や内臓に色々な問題を生じさせる恐れがあることが考えられました。

治療・予後
治療は、後頭部の筋肉の緩和を目的としました。まず、耳の後ろ頭痛をとるために上部僧帽筋の治療、その次に首の動きを正常に戻しさらに、筋肉を緩和させるために動いていない関節を動かしました。さらに、姿勢の改善のために、いい姿勢をとることを妨げている筋肉を特殊なストレッチで伸ばしていきました。1回目の治療で、1週間頭痛が出なくなり、5回目の治療で肩の凝りがかなり改善され頭痛が消失しました。しかし、精神的ストレスが強くなるとどうしても頭痛が出てくるそうです。治療前は、毎日頭痛が出ていたのですが、現在では、月に1~2回ぐらいの頻度に頭痛の回数は減少しました。

まとめ
緊張性頭痛で頚椎に何らかの障害がある患者さんに対しては、カイロプラクティックの手技でその関節に付着する筋肉を正常なトーンに戻し、疼痛緩和したものと思われます。他に今回の症状では、薬物の使用頻度が徐々に減ってきました。よって、服用中の薬物の量も減らすことが出来るので患者さんにとって有益な治療ではないでしょうか。しかし、精神的な物からくる頭痛に関しては、あまり効果が得られませんでした。緊張性頭痛は、精神的な病態を把握しながら治療することが非常に大切な症状です。よって、生活指導、一般心理療法、生活指導がこの患者さんに必要になってくると思われます。





おまけ 怖い頭痛の症状

頭痛は、たくさんの原因で起こります。また多くの種類があります。ここでは、このような症状が出てきたら要注意と言うものです。

・めまい、吐き気、浮動感(フワフワ感)を伴う頭痛
・徐々に悪化してきている頭痛・今まで感じたことのない激烈な頭痛           ・高齢者の初発頭痛
・睡眠中頭痛で目が覚める
・神経症状(顔面、手足のしびれ、物が二重に見える)を伴う頭痛
・朝目が覚めたときからの激しい頭痛
・熱に伴う頭痛

以上の症状は、脳腫瘍や脳血管障害、脳の炎症がある場合の症状です。これらの症状が出たらすぐに脳外科に来院すること


マメ知識 ~ファイトケミカル~
活性酸素は万病のもと

私たちが生きるのに酸素が必要です。しかし、呼吸で取り入れた酸素のうち1~2%は活性酸素と呼ばれる科学的に不安定な分子になり細胞や組織を障害することが分かっています。活性酸素は、ガンなどのさまざまな生活習慣病から老化現象にいたるまで、体内で色々な障害をもたらせます。私たちの体には、活性酸素の害を中和するための防御機構(抗酸化)が備わっています。しかし、その抗酸化力を持つ酸素の活性は、40歳を過ぎるころから低下していきます。そこで、活性酸素の害から体を守り、ガンなどの生活習慣病を予防する対策が必要となります。最近の研究により、野菜や果物といった植物性食品にはたくさんの種類の抗酸化物質があることが分かってきました。
それらは、ファイトケミカルと呼ばれています。

ファイトケミカルの摂取方法

ファイトケミカルの一日の摂取量などの規定はありません。病気の予防のためには、たくさんの種類のファイトケミカルを摂らなければなりません。ファイトケミカルは、数千種類が知られており、それぞれの植物の色や香りの成分です。そこで、たくさんの種類のファイトケミカルを摂るには、違った色の食物や野菜を摂ることです。以下に代表的なファイトケミカルが含まれているものを紹介します。






 
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